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 「掌道」で治療し優勝した木山仁選手


 六本木にある「掌道鍼灸整骨院」には第32回全日本空手道選手権大会でベスト8に入った選手のうち、木山を含めれば実に5人もの選手が通っている。木山も5月のヨーロッパ大会の出発前に3回ほど通って足の腫れを引かせて、それが実際に好結果につながったという経験があった。今回も一種の“ゲン”を担ぐ意味でも試合前に行っておきたかったという。
 菊澤院長によると、木山の右足の踝は腫れが引いてなくて、「袋に血がたまっている状態だった。針と電気とアイシングで何とか治療した」という。また、足も疲労していて弾力性がなく、パンパンに腫れていた。そこで全身のマッサージもして、翌日にはすっかり身体がリラックスしていたと木山はいう。
「しかし、実際に舞台に上がって試合をするのは本人。最後に勝つのはアドレナリンが沢山出る選手です。治療に頼るのではなく、気休め程度に思っていた方がいい結果が残せると思う。もちろん、治療のために全力は尽くしますが」と菊澤院長。
 余談だが、院長によると、木山の身体は肉体的な潜在能力がまだまだあるという。「八巻建弐さんやフィリォ選手を100とすれば、木山選手はまだ60パーセントしか使っていない。本当に26歳の若い身体ですね。ウェイトトレーニングをやっていないので筋肉が柔らかいのも良い特徴です。今後、ウェイトを学んだりすれば、世界大会までの3年間は飛躍的に伸びる」と太鼓判を押している。

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