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鍼灸治療の作用には医学的にみて、大きく次の4つが上げられます。
@調整作用:筋肉や神経系の不具合を調整します。
A誘導作用:血液の流れをよくします。
B反射作用:神経反射を利用したもの。
Cその他の作用:消炎作用、防衛作用、転調作用など。
例えば打撲した患者さんが来たとします。血液の流れを良くするためにAの誘導作用を目的とした治療を行います。また麻痺がある方には刺激を与えて、@の調整作用を利用します。
このように適応疾患を見極めた上で、それぞれにあった作用を引き起こす鍼灸治療を行っていきます。
●鍼灸治療における治療的作用
@調整作用
1)鎮静作用‥‥病的に機能の亢進している神経筋の機能を抑え、鎮静させる。
<適応疾患>神経痛、知覚過敏、筋痙攣、筋緊張、筋肉痛など
2)興奮作用‥‥病的に機能の減退している神経筋の機能を高め回復させる。
<適応疾患>運動麻痺、知覚鈍麻、知覚脱失など
A誘導作用
1)患部誘導法‥‥患部に施術し、健康部から血液を誘導する。
2)健部誘導法‥‥遠隔部に施術し、健康部へ血流を誘導する。
<適応疾患>皮下出血、打撲、捻挫、充血、浮腫、浸出物の吸収
B反射作用
疾病部位から離れた部位に施術して圧刺激が反射機転を介して、異常機能の調節を図る。
<適応疾患>内蔵の異常、血管運動神経系の異常(充血、貧血)など
Cその他の作用
消炎作用、防衛作用、転調作用など
<適応疾患>自立神経失調症、アレルギー体質などの改善

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